協会概要

 近年、下水道工事を初めとする地下工事においては、益々多様化を増してくるライフライン施設の錯綜・複雑化、また施工ヤードの確保が困難となり、狭小な場所での施工機会の増加に伴い、周辺の生活環境や交通環境に対し、ますます厳しい条件下での施工が要求される状況にあります。
すなわち、施工地域の経済活動や住環境に対しての影響を最小に留め、尚且つ、地下埋設施設への支障がない施工方法が要求されていることになります。また、安全管理面においても、施工環境において万全の対策が施されており、作業員や周辺住民・第三者に対して充分な考慮が施されている必要があります。

事業内容

 我が国の土木事業において推し進められている省コスト化にも対応し尚且つ、近年その意識が高まってきた環境問題への配慮も忘れることはできませんし、差し迫った課題として捉えていくべきものと考えます。 こうした状況の中で、省スペース化・省コスト化に主点を当て、スウィング工法協会では平成12 年より泥濃式推進工法を基に、従来よりもコンパクトな立坑から発進可能である工法の開発に取り組んで参りました。

本協会は、目的達成のため、次の事業を行います。

  1. 1. 本工法普及に関する広報活動
  2. 2. 本工法の設計法、積算方法、施工法等の確立
  3. 3. 本工法の改良開発
  4. 4. 本工法に関する技術情報および営業情報の交換
  5. 5. その他本協会目的達成のため必要な事項