スウィング工法の特長

工法の特長

  1. コンパクト立坑からの推進が可能スウィングジャッキ及び分割発進対応掘進機の組合せにより、φ2500mmまたはφ3000mmケーシング立坑からの発進・管渠埋設布設工が可能です。
  2. 適用土質が幅広い切刃部安定液として高濃度泥水を使用することにより、切刃部、及び余掘り部のテールボイドの安定が得られるため、軟弱地盤層から透水性の高い砂礫層まで広範囲の土質に対応が可能です。
  3. 長距離・急曲線推進が可能掘進機外周に25 oのオーバーカットを行い、テールボイドの生成をすることにより、低推力にて推進が可能であるため長距離推進が可能です。
    また、オーバーカット部を利用して急曲線推進も可能です。最小施工実績は50R(但し、半管施工)です。
  4. 排泥処理が容易掘進機から排泥槽までの処理は、真空吸引式輸送によるため、250m 程度の長距離でも容易に処理ができます。

工法の分類

スウィング工法は、日本下水道管渠推進技術協会の『泥濃式推進工法』に属し、推進工法用鉄筋コンクリート管を装備した密閉式泥濃式掘進機をコンパクトな鋼製ケーシング立坑から、先導体として操向性を維持しつつ、基本的に中押ジャッキ を用いることなく、発進立坑内に設置したスウィングジャッキの推進力により推進管を布設・埋設する工法です。

工法の分類

分類図

土質の種類とカッター

スウィング工法は、広範囲な土質や施工条件に対応が可能ではありますが、機械式推進である以上、その能力には限界があります。したがって、適用にあたっては、該当施工条件についての十分な検討を要します。
計画にあたっては、土質条件・周辺地形・地下水位・推進延長・平面線形・曲線要素・推力等々の諸条件及び経済性や安全性にも配慮をお願いします。 土質区分表

カッターの種類

カッターの種類

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作業工程

スウィング工法作業工程

ジャッキ設置完了からヒューム管設置まで

スウィング工法作業工程

小口径2000ミリ ケーシング立坑到達

スウィング工法

スウィング工法プロモーションムービ

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スウィングジャッキ

SWING JACK

発進立坑がφ3000mmの場合は、横開き式元押装置

SWING JACK

φ2500mm立坑から標準推進管による推進工法を実現した縦開き式元押装置

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立坑スペース

立坑基地概要

発進基地配置図

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